2009年9月1日火曜日
2008年9月19日金曜日
2008年9月14日日曜日
お祭りの太鼓

御神輿が練り歩く中、和太鼓の山車が「ドンドン」と音を奏でながら、
信号待ちで止まっている。その音を間近で聴きながら、見ていると、
和太鼓の皮面のこの巴紋が目にとまる。今まで、あまりこの巴紋を
気にした事はなく、神社の家紋みたいなものだろうと思っていたのだが、
最近よく鳴る雷のせいか、太鼓の音とこの巴紋が雷を連想させる。
さっそく帰って調べると、この巴紋の由来はいくつかあって
(まあだいたい、いろんな由来があるもんで、結構適当だったりする)
どうやら、武芸の神と水の神という意味があるらしく、そのへんから
神社の紋として使われたようだ(まあ神社全部じゃないけどね)。
水の神ということから、瓦の文様として使って、防火の意味を込めたりも
したらしい。では、肝心の太鼓の巴紋はというと、ありました。
やはり、雷の象徴として使っているよう。真ん中の丸い部分をたたき、
しっぽのほうに音が流れることを意味するらしい。へー、当たりじゃん。
和太鼓って、雷の模倣から始まったのかもなあなどと勝手に思ったのだが、
あながちそれも間違いではないかも。
さて話は戻り、和太鼓を背にして歩きだしてしばらくすると、遠くになった
和太鼓の音がリズムを刻みだし、だんだんと近づいてくる。
明らかにリズムを刻み、なおかつ近づくにつれて貧弱になる。なーんか
矛盾しているぞと思っていたら、それが音楽になった瞬間、横をアメ車の
カップルが窓を全開、カーステ全開、体揺れ揺れで通り過ぎていく。
まあ、そのカーステのドラムンベース(今でもこういう呼び方?)
だったわけだが、その低音といったら、和太鼓を聴いた後のせいか、
あまりに芯のない悲しい音過ぎて笑けてしまった。
しかし仮に、和太鼓が自然の模倣であるとすれば、あのカーステの音や音楽は
何になるのだろう。やはり、たどれば和太鼓そして自然の音にいきつくはず。
しかしあのボリュームだけの貧弱なカーステを聴いて揺れる事、
もう少し話しを進めると、iPodを耳の中で聴く事からは、
雷という連想は見当たらない。
そんな連想は必要ないと言えば、それまでなんだが、、、、
「いやー、ずいぶんと離れた処まで来たもんだ」と。
ああそうそう、上の巴紋は「右三つ巴紋」と言います。左もあります。
「三つ巴紋」が最もポピュラーですが、図案としては「一つ巴紋」が
一番かっこいいです。
2008年8月31日日曜日
初めて
先程、マウスを使っていた右手に鈍痛が走った。
なんだと思って見てみると、右手の横腹部分に、
チビムカデが噛み付いている。あわてて振り払い
捕まえて、外に追い出す。なんだかとても痛いので、
ネットで「ムカデに噛まれたら」の検索をすると、
毒を口で吸い出して冷やして薬を塗れと書いてある。
まあその通りにするのだが、薬などないので、
オロナインH軟膏を気休めに塗ってみる。
どうやら、でかいムカデに噛まれたら、医者に行った
ほうが良いらしいし、寒気やめまいがするようなら、
もちろん病院行きらしい。救急車を呼ぶ事さえあるらしい。
今のところ、気分は悪くないので平気だが(ある意味気分が悪いが)。
実際、よく考えてみるとムカデに噛まれたのは初めてだ。
なかなかに痛いものである。痛みも持続する。
こりゃ、でかいのに噛まれたら、大変であると思うのだが、
だいたい何故に噛むのか?
調べると、彼らは触られると噛む習性があるらしい。
「ふーん、なるほど」と思うのだが、ぼくはただマウスを動かして
いただけで、彼のほうから近づいてきて勝手に触って、
勝手に噛んで、適当に毒を注入した訳である。
そう考えると、納得がいかないので、イラストにしようと
思ったが、ちょっとむかつくし、右手も痛いので
イラストは無しなのだ。・・・うーむ、痛い。
2008年7月31日木曜日
かぶとむし

大きめの虫がぶつかる音がする。かぶとむしでも、
明かりにつられてやって来たのだろうと放っておくと、
やたらに羽ばたく音が騒がしい。こうなると集中も
できないので確認してみると、やはり、かぶとむし君である。
しかも、窓の隅にあったクモの巣にからまっている。
当然、クモの巣はすっかり壊れてしまい、近くでクモが
呆然としている。(「そんなふうに見えた」だな。
ま、クモもいい迷惑だろうなあ、予想外の獲物だろうし)
「ふーん」としばらく見ているとクモの巣はますます
かぶとむし君の体を締め付ける。もがけばもがく程というやつだ。
ただ、とにかく「バタバタ、ガサゴソ」ウルサイので、
窓を開け、かぶとむし君を捕まえ、クモの巣をとって
やったのだが、これが本当に強烈なので驚いた。
さすがのかぶとむし君が抜け出せないのも理解できる。
なのでこちらとしても、最初はクモの巣にてこずるのだが、
そうすると、かぶとむし君も怒りにまかせ暴れ倒す。ところが、
こっちが要領を得てクモの巣を少しずつとり始めると、
身を任せすっかりおとなしくしている。で、すっかりとれると、
放してくれと言わんばかりに、暴れ始める。
なかなかにゲンキンなものである。しょうがねえなあと、
かぶとむし君を再び、窓の外につかまらせて放してやり、
窓を締め、様子を確認。すると、かぶとむし君は
金属製の窓格子に捕まって上までいっては、飛ぼうとした瞬間に、
すべって下まで落ちて、窓枠の下に捕まることを繰り返している。
何故かなと思うに、部屋の明かりに反応して飛ぶ方向を
間違えているのが原因とわかり、部屋の電気を消してやる。
しばらくすると窓の外で黒い影が、遠くの街灯に向かって消えていく。
それはまったく、「やったぜ」みたいな声さえ聞こえるようで、
なんとも笑える光景だった。
やれやれ、かぶとむしって能天気な昆虫である。
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